第14回 中華料理 たんぽぽ  二島 孝夫さん

気軽に安心して来ていただける中華料理のお店

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国道24号線沿いに店舗を構えます 中華料理 たんぽぽ
オ-ナ- シェフ 二島 孝夫 さんにお話を伺いました。

-中華料理店を始められたきっかけを教えていただけますか。 

「私がここで中華料理店を営んで8年目になります。最初は両親がお好み焼き店をしていたんですよ。私はその頃、大阪の中華料理店でお世話になって働かせてもらっていたんですね。
そして、そろそろお店を持とうかと思っていた頃、両親もちょうど引退を考えていた頃で・・・場所も国道沿いでお客様も大勢来ていただいていましたので、ここで開店させていただくことになりました。それがきっかけですね。」

 

-料理の中で中華料理を選ばれたのはなぜですか。 s-DSC00735

「商売はしたかったんです。それでみなさんに馴染んでもらいやすい料理で、よく食べますし、僕も好きだし、中華料理が一番馴染みやすい料理かなと思いまして・・・・・。
大阪の学校へ通い、大阪の中華料理店の厨房に入らせてもらって修行、朝からス-プ作りをして・・・そして五條でお店を持って・・・そんな感じですね。」

 

-お店の名前“たんぽぽ”さんの由来は?

「名前は、最初に覚えてもらいたいと思いまして、中華料理のお店は沢山ありますよね○○軒など難しいじゃないですか、親しんでもらいたいと思えば解りやすく、覚えやすく、馴染みやすくと思って“たんぽぽ”と付けました。」

 

-お店の特徴を教えてください。

「これがあまり無いというか、強く個性を出さないようにと思っていまして、みなさんが中華料理店へ出かけて食べたいと思われている料理を作ろうと・・・、から揚げも酢豚もお客様が好んでいる、思っているような味の料理をお出しすることができたらと・・・・・。
普通が良いかなぁと思っているんです。来ていただいたお客様に美味しい、また食べたいと思っていただければそれだけで・・・・・。 後は見てのとおり、お手頃価格の気軽に安心して来ていただける中華料理の店です。」

 

-メニュ-も豊富で、ミニサイズの『小』もありますね。

「メニュ-の品数は数えたことはありませんが、s-P1010191みなさんお馴染のメニュ-・ランチメニュ-です。品揃えのほうはどうなんでしょうね。 最初メニュ-には、『小』はして無かったのですが、お客様から食べきれずに『多い・多いなぁ。』と言う声を聞いて2.3年それからメニュ-に加えました。(笑)
最初は食べきれずに注文していただいていると思っていたのですが、例えば4人のグル-プで来られて2.3品じゃなくて6品、7品を食べたいというお客様もおられますので、『小』も良いんだなぁと。料理の品数を増やしたいと考えられている方々には人気があります。」

 

-人気のメニュ-は?

「ラーメンに餃子、からあげ、鳥なんばん、肉団子、天津あんかけチャ-ハン・・・・・などもよく注文が入りますね。」

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-ちりとり鍋も美味しそうですね。s-DSC00758

「これは、私が美味しそうと思ったのと、お店では大きな汁物を用意するのは大変なのでお鍋と鉄板の間でこれなら出来ると思って、しかも店の材料で出来るのでメニュ-に加えました。
ちりとり鍋は夏でもバンバンと注文が入るんですよね。隣のテ-ブルで食べているのを目にすると、美味しそう!食べたい!と思っていただけるのでしょうか、一つのテ-ブルで注文が入ると続いて隣のテーブルからも注文が続くことが多いですね。(笑)」

 

-お商売の魅力は何ですか。

「お客様から美味しかったと聞けるのは嬉しいですし、私は大阪生まれの大阪育ちで五條に帰ってくるまでは、知り合いもいなかったんですよね。そんな中、ほかの場所で出会っても気軽に声を掛けていただける、繋がりが持てる、話をするのは苦手なんだけど皆さんに知っていただいていることが有り難いですね。」

 

-食材ですね竹の子が有りますよ。 

「そうなんです。竹の子の季節には、私が掘って来た竹の子や、みなさんからs-DSC00710いただいた竹の子全てを、あく抜き(下調理)をしてビン詰にしてs-DSC00713保存しています。ビンの蓋がへこんでいますよね、密封で春の香りがそのまま保存出来ます。(マスタ-が瓶の蓋を開けてくださいました。瓶には春の香りがぎっしりと詰まっていました。)お客様にも安心して食べていただけます。」

(愛犬のリリ-と竹の子堀りに。)

 

-話は変わりますが、壁に掛けられている物は笛ですか? s-DSC00706

「これは、お箸(箸と箸箱)です。」

-エッ、お箸ですか。すごいですね。

s-DSC00701「元々釣り竿を作られていた方で、自分達のグル-プ用にと作ってくれましてね、このように竿を作る材料と一緒ですよね、お箸掛けも手作りでマイ箸有り難いです。他にもこの方は、向かいの温泉(金剛の湯)には、お寺の模型を置いてはりますね。」

 

-マスタ-は大阪のお店で修行され五條でお店を持とうと思われたのは、ご両親が暮らしていたからですか。

「それもありましたし、結構昔からこちらへは、サイクリングや釣りをしに自転車に乗って遊びに来ていたんですよね。五條を通って・・・・・。
その頃から五條は良いなぁ、山があって、川があって自然の中で・・・・都会と違う暮らしも良いかなぁと思っていたんですよ。」

 

-ありがとうございます。五條っ子にとって嬉しいお言葉をいただきました。

「たぶん都会の方は、良いなぁと思っている方も大勢いると思いますよ。」

 

-マスタ-が今大切にしていることや今後の夢を教えてください。

s-DSC00736「来店していただいていますお客様は、リピ-タ-の方や、開店当初から来ていただいている方が大勢いますので、同じようにず-と安心して来ていただけるように、変わらず・変わったように思われずに・・・おもてなしを・・・・・。
このまま続けられることができると良いんですけれどね。」 

 

-本日はありがとうございました。

 

店  名     中華料理  たんぽぽ
住  所     五條市二見1丁目1-4 (リバ-サイドホテル向かい)
TEL      0747-23-5233
営業時間     11:30~14:00  17:00~22:30
定休日      火曜日
駐車場      有

 

昔からある日本の食文化ではないのにこんなに皆さんに愛されている中華料理、濃厚な味や辛さが白いご飯に、ビールにお酒に良く合います。家庭でも挑戦していますが、お店のように作ることが出来ません。やっぱり火力のせい、調味料のせい、私の腕のせい(苦笑)
それなら・・・教えていただいた竹の子保存に挑戦します。来春はマスタ-に良い報告が出来ますように・・・(笑)
それなら・・・マスタ-の温かい人柄が感じられる居心地の良い空間へ、心もお腹もいっぱいにしに・・・・・。(オードブルやお持ち帰りも用意していただけます。)