はい。五条ガス スタッフ深瀬です。連日の猛暑&コロナ渦で、世間はたいへんな様相ではございますが、そんな中で、当ブログを覗きに来てくださっていただいておられるかたには本当に感謝感謝ですm(__)m
今回はいつものしょーもない前置きはナシで! 早速レポートに参ります。
さて… 今回もおなじみガス器具レポートとさせていただくのですが… 今回はコレ。
テーブルコンロ パロマ「エブリシェフ」!
さてさて。このテーブルコンロ「エブリシェフ」なのですが、星の数ほどある(そんなに多くないか?)テーブルコンロの中でも、コストパフォーマンスは、テーブルコンロ界最強と言っていいくらいの「割のいい」商品だと思います。その理由は後程お話させていただくとして、この「エブリシェフ」生い立ちをここでお話しさせていただければ…
2009年10月 テーブルコンロ「エブリシェフ」デビュー。
「誰でも、毎日、使いやすい。」をコンセプトに、今から11年も前に初代「エブリシェフ」がデビュー。大きなゴトク等、見た目はさすが今となっては古臭さは否めないですが、「ワイドグリル」や「全口コンロタイマー」等、当時の最新の機能が盛り込まれています(定価 65,940円)
では前述の、なぜこの「エブリシェフ」がコスパ抜群なのかというと…
ここで、ガスコンロのグレードのお話になるのですが「据え置き型ガステーブルコンロ」には、大きく分けて、3つのグレードがあると思います。
高級グレード(定価 9万円~10万円台) グランドシェフ(パロマ)、ラクシエ(リンナイ)等
〇 天板の素材が、ガラス質(ガラストップ、もしくはパールクリスタルトップ(リンナイ)等)。
〇 グリルは水無しの両面焼きの「オートグリル」(グリル幅はワイド仕様)。
〇 グリル専用調理機器が使用可(ラ・クック、ココットプレート等)。
〇 温度調整、コンロタイマー、炊飯機能等の便利機能を完備。
中級グレード(定価 6万円~7万円台) ←今ココ! ラクシエファイン(リンナイ)、エブリシェフ(パロマ)等
〇 天板の素材が、ホーロー質(プラチナカラートップ等)。
〇 グリルは水無し両面焼き
〇 グリル専用調理機器が使用可(ラ・クック、ココットプレート等)。 ※一部使用不可の機器もあり。
〇 温度調整、コンロタイマー、炊飯機能等の便利機能を完備。
普及価格帯グレード(定価 4万円台) ワンピーストップシリーズ(リンナイ)、あじわざ(パロマ)等
〇 天板の素材が、ホーロー質(プラチナカラートップ等)。
〇 グリルは水無し片面焼き
〇 グリル専用調理機器は使用不可、温度調整等の便利機能もなし
以上の通りなのですが、掲題の「エブリシェフ」は中級価格帯のポジションに属しています。「高級グレード」との違いは「天板の質」、「魚焼きオートグリル」が違うだけで、コンロの細かい1つ1つのパーツの質は違えど、最近は「高級グレード」と「中級グレード」の機能差が年々縮まってきています(グリル専用調理機器も使える!)。高級と中級の価格差は約2万~3万円の開きがあると考えると、個人的にはこの「中級グレード」は特にオススメしたいゾーンですね。
で?
中級グレードの中でも、実はこの「エブリシェフ」君、一部は高級グレードの機能を食ってしまっているという、とっても罪な子なんです。
例えば…
〇 中級グレード初、「オートグリル」機能を搭載。
〇 コンロタイマーは2口どちらも設定可。
〇 ワイドグリルで且つ、グリル専用調理機器「ラ・クック」使用可(同梱モデルもあり)。
とまあ、中級グレードにしては、ややオーバースペック?気味に機能が充実しているんです。機能面だけでいえば、他社同列の「ラ〇シエファイン君」をはるかに凌駕していると思います(こちらはこちらで良い面もありますが)。そして価格帯のほうも、「中級グレード」の価格帯はオーバーせずに6万円台(67,800円)!
しかしリンナイさん「ラ〇シエファイン」君の「ワイドゴトク」&「新キャップレスバーナー」も捨てがたい…
いかがでしたか?他社同列の機器との比較も述べたかったのですが、スタッフ深瀬、この辺で疲れましたので、「エブリシェフ」の歴史に戻ります…
さて、2009年のデビューより1年後、早くもこの「エブリシェフ」君がモデルチェンジ。
ゴトクがコンパクトになり、「しる受け」がなくなってバーナー部分はすっきりした印象に。機能面は変わらず、価格も据え置き。
2010年よりこの「エブリシェフ」が販売代理店ならびにお客様にも浸透し始め(たような気がします)、2014年までのロングセラー商品となりました。
そんな中2014年8月。デビューより2度目のモデルチェンジ…
ムムム… 前バージョンとどこが違うんでしょうね…(勉強不足スミマセン) ※定価が旧型式よりなぜか3,000円ダウンしたもよう。
そして1年後の2015年9月、この「エブリシェフ」君が大幅リニューアル。
グリル専用調理機器「ラ・クック」が使用可になる等、機能面も大幅に強化。カラーも、従来の「シルバー」色が廃止、新たに「やさしい白」ナチュラルホワイトが代わりに追加。
とまあ決定版ともいえるリニューアルを遂げ、「エブリシェフ」はこれ以上パワーアップすることは無いだろう… と思っていたその頃…
2019年9月 まさかの4度目のリニューアル。
「やさしい白」のナチュラルホワイト、「スマートな黒」プラチナブラックに加え、「きらめきゴールド」のブラックプラチナ×グロシーゴールドのツートンカラー色が新たに登場。
従来の便利機能は踏襲しつつ、今回新たに、「魚焼きオートグリル」が追加。前述しましたが、中級価格帯のテーブルコンロで、オートグリル仕様はテーブルコンロ市場初。これだけの充実機能で、定価がそんなに変わらずという価格設定を敢行したパロマさんはエラい!(゚∀゚) !!
… 以上、テーブルコンロ「エブリシェフ」の歴史等、その魅力を交えて紹介させていただきました。2009年のデビューから、実に4回も改良がなされています。同じ商品でも、お客様のニーズに合わせて改良に改良を重ねてアップデートしていく… パロマさんのそのあくなき姿勢、前向きさにはただただ頭が下がるばかりです。商品開発に携わる皆様、本当にお疲れ様ですm(_ _)m
そして、早速この「エブリシェフ」のご用命をいただきました。
ここは五條市の某所(もちろん当社のガス供給エリア内です)。ここに新たに、コンロ&5号小型湯沸器の設置を行います。真新しいキッチンは(・∀・)イイ!!
「エブリシェフ」がお目見え。言ってもまだ箱の中ですが…
その前に5号湯沸器の取替。設置基準通り構造物と側方4.5cm以上開けて設置… 「死亡事故」の文面がインパクト大(((( ;゚Д゚)))
今回、キッチンの配置上、どうしてもコンロの上部に湯沸かし器を設置することになるので、コンロの熱気が湯沸器下部に伝わりにくいよう、この「遮熱板B」という部材を別途用意。
そしてお待ちかね。テーブルコンロ「エブリシェフ」を設置します。ホワイト色が眩しい!
操作パネルには充実機能がギッシリ。シンプルにまとめられています。
バーナー周り。パロマさん自慢のコンパクトな、「すっきりクリーンゴトク」にバーナートップは…
やはりカラカラ仕様(-_-;)(蓋つきのバーナートップを深瀬はこう呼んでいます 笑)
というわけで無事設置完了。今回ご用命ありがとうございました!
はい。以上で今回のレポートは終了です。ここまで読んでくださって本当にありがとうございましたm(_ _)m
(おまけ)
祝! スタッフ深瀬の、頼もしい後輩であるイケメン君Fが、この度入籍いたしました! 本当におめでとうございます! ! ^-^)ノ (写真とかがあればいいのになぁ~)
幸せ絶頂のお二人に、スタッフ深瀬が贈ったお祝いの品は…
右上に見える祝儀袋はさておき、今回彼には、「テーブルコンロ」をお祝いの品物として贈らさせていただきました!!
いかにも「ガス屋さん」らしいサプライズでしょ?こういったサプライズ、スタッフ深瀬はとっても好きなんです!(過去にはドン引きされた事例もありましたが…)。
なぜ、今回コンロをお祝いの品物にしたのか…
それは、少し前に、お客様宅に、F君と同行してテーブルコンロを納品した時のこと。コンロの設置が終わり、お客様に説明する前、F君が最新のテーブルコンロを目の当たりにして、あまりの凄さに、言葉を失うほど驚いていたんです。
最新と言えどもテーブルコンロなんて自分はもう見慣れたものですが、そこはまだ入社1年未満の超若手。いい意味でショックだったんでしょうね…
お客様に説明が一通り終わり、F君は、最新のコンロのあまりの充実ぶりに、「今ガスコンロってほんまに良くなってるんですね!自分もめっちゃほしいです」と冗談抜きで驚いていました。
そこでスタッフ深瀬
「よし。彼の結婚祝いは「最新のガスコンロ」にしよう!」
と、以降さりげなく彼に、今の住まいのガスの種類は何かとか、コンロに向かって壁はどっちにあるとか、いろいろ情報を聞き出していました。 そして…
実際自身で使ってみて、驚きの連続だとか。「ココプレ」こと「ココットプレート」も、グリルが汚れないことにも、大変驚いていたようで…
ご夫婦で仲良く料理をされている情景が思い浮かびます。F君、末永くお幸せに… そして、頼りない先輩ではありますが、あらためて、スタッフ深瀬も今後ともよろしくお願い申し上げますm(_ _)m 笑