開局２周年 FM五條 パーソナリティー斉藤有紀さんにインタビュー♪
スタッフ林です。
２０１９年７月８日、FM五條さんが開局２周年を迎えられ、
弊社の番組「すぽっと！ガス街ック！」でお世話になっているパーソナリティの斉藤有紀さんに
インタビューしてきました！！
林）開局二周年おめでとうございます。今のお気持ちを･･･
有紀さん）もう2年経つんだ･･･ていうのが正直な気持ちです。
開局前からいろんな準備･･･、パーソナリティーも最初は全然集まらなかったりで大変だったんですが、今では約50名のパーソナリィの方がいてくださって、また他にもたくさんの方々のおかけで２周年を迎えることができました。ありがとうございます。
林）開局前にはいろいろとイメージされてたと思うんですが、開局後、どうでしたか？
有紀さん）毎日いろんなゲストさんが来てくださって、知らなかったことや勉強になったこと等、ほんとたくさんあります。そういう意味ではイメージしてた以上のつながりや喜びがあり感謝の気持ちでいっぱいです。その反面、情報を発信するということの難しさ、言葉の選択、声のトーンなどあらゆるところでイメージ通りにいかなかったことも多かったですね。開局して２年が経ちますが、毎日、「新しいこと」を経験させてもらってるって感じですね。
林）開局当時の思い出といえば･･･どんなことを思い出しますか？
有紀さん）私は開局に向けての運営に携わる一方、「パーソナリティー」として番組を持つという初めての経験に
「え･･･ほんとにしゃべれるのかな･･･」っていう不安で、生放送の前日は眠れなかったことを覚えてます。
話すことを原稿にびっしり書いて、当日を迎えました・・・笑
林）運営や番組制作はすべて自社制作されてるんですか？
有紀さん）はい、そうですね、委託はせずにすべて自社制作しています。
林）知りたい情報を自分で検索するインターネットとは違い、ラジオは発信される情報を全てリスナーが受け取る形ですよね。そういったところについてどうお考えですか？
有紀さん）テレビ・新聞、いろんなメディアがある中でラジオは目に見えない、聴覚だけで伝える･･･そこが難しいところです。テレビのようにテロップも出なければ、新聞のように後から読み返すこともできない、そのとき聞こえてくる言葉だけで伝えなければなりません。だからこそ、正確な情報を、特に生放送、緊急情報、災害情報などはそれをいち早くお伝えするということが大切というよりか、使命であると思っています。
林）開局にあたり最も力を入れたという防災についてですが、昨今、豪雨や台風なども多く、そういった情報というのはとても重要になってくると思うのですが、そのあたりについて、どのように取り組んでおられますか？
有紀さん）ＦＭ五條と五條市は防災協定を締結しています。何か災害等あったときはＦＭ五條が情報を発信するといった役割を担っています。おっしゃるように最近、豪雨や台風などが多くなっています。FM五條は五條市に警報が出た時点で番組は緊急放送に切り替えます。危機管理課、消防、警察とも連携をとり、夜中であっても放送し状況によっては24時間体制で発信することもあります。ＦＭ五條があるから何か安心･･･避難所の情報がわかって助かる･･･そう思っていただけるように「五條市の皆様のお守りでありたい」と思っています。
林）ラジオと言えば、受験勉強の時、深夜のラジオを聞いていたことを思い出します。しばらくラジオというものから遠ざかっていましたが、FM五條の開局をきっかけにまたラジオを聞く機会が増えました。
メッセージやリクエスト曲を送ってそれが取り上げられたときってとても嬉しいですね。
有紀さん）私は金曜日のお昼、生放送を3時間しています。生放送中にリスナーさんからのリクエスト、メッセージを受け取るんですが、それは今この生放送を聞いている、まさにリアルタイム、オンタイムで送ってくださっててそれを受け取ってるってことじゃないですか。それってほんとに私達パーソナリティー側としてもすごくうれしいことなんです。
リスナーさんは自分のメッセージが読まれた、リクエスト曲を流してくれた、嬉しいって言ってくださるんですけど、私達こそ、あ、今、この放送を聞いてくれてて、こういう風に感じてくれたんだとか、つながってるって感じがして嬉しいんですよね。
林）今後のＦＭ五條についての思いを聞かせてください
有紀さん）ＡＩが進むこの時代だからこそ「人」が伝える、「人の心」が伝える 心をプラスして伝わるものっていうのを大切にしていきたいです。親近感や安心感を与えられるのは人にしかできないもの。ＡＩ等の技術が進めば進むほど人間らしさ、人のあたたかさ、人だからできることを大切にしていきたいですね。
ＦＭ五條は地域コミュニティ放送なので、広域電波とは違います。ですが地域に密着した情報、五條、奈良に特化した情報を流すというところで、より深く皆様とつながっていけたら、いけるんじゃないかと思っています。現在、インターネットサイマル放送で、電波の届かない地域でもスマートホンやインターネットの環境があれば、大きな話にはなりますが、全世界で聞いていただける訳です。ですので、五條、奈良発信で、全国に、全世界に、今五條はこんなことやってるんだ、ってことを発信していきたいですね。
林）有紀さん、ありがとうございました。
本編「すぽっとらい燈」でのFM五條さんのインタビュー記事はこちらから
最初はどうなることかと思った私達五条ガススタッフの慣れないトークも
有紀さんやスタッフ、お越しいただけるゲストさんのおかげでいつも楽しくスムーズに収録していただいています。
「すぽっとらい燈」のファンだといってくださる有紀さん。
五條で輝く素敵な人を取材し、それを記事として紹介させていただいている「すぽっとらい燈」は
FM五條のラジオによって、今度は「声」で届けていただいているんですよね・・・
有紀さん、FM五條さんもまた、五條で輝く素敵な人、場所であり、これからも五條の魅力を一緒に発信できたらなと
思います!(^^)!
